中国式建築物を再生して作られた「ファーイーストスクエア」の、南東の角にある歴史的建造物。中国から移民してきた広東省の人々のうち、梅県、蕉嶺、五華、興寧、平遠の五群の出身者の郷士会館(客家組合)として、1822年に建造されました。屋内を支える18本の石柱は、建造当時に中国から輸入されたもの。屋根の中央には、中国建築の伝統的な特徴である開口部が設けられており、青空が見えています。1階奥の祭壇は、無私無欲の人であった関帝を祀ったもの。その両側には深い友情で名高い、三国志の登場人物たちについて述べた二行連句が書かれています。五群の広東人が、同胞たちの結束を強め、シンガポールの発展と公共の福祉のために助け合っていった歴史が垣間見える建物です。
基本情報
住所 | 98 Telok Ayer Street |
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電話番号 | (+65) 6533-6726 |
営業時間 | (月-金)9:00-17:00、(土)9:00-12:00 |
休業日 | 日曜日 |
駐車場 | 無し |
日本語 | 館内に日本語の解説ボードがあります |
料金 | 無料 (*2010年7月現在) |
行き方 | MRTラッフルズ・プレイス(Raffles Place・NS26/EW14・ノース・サウス線/イースト・ウェスト線)駅のE出口を出て、セシル・ストリートを道なりに歩く。クロス・ストリートに当たったら右折し、2ブロック歩く。テロック・アエア・ストリートを渡ると、すぐ右手にあります。ファーイースト・スクエアの一角。徒歩約7分。 |
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スポット登録日:2010-07-27
19世紀から続く中国伝統の寺社や家屋を改装し、現代に甦らせたダイニングエリア&歴史散策路。今と昔が交差する街角。