シンガポール、東南アジア、西アジア、中国、南アジアと、大きく分けて5つのギャラリーが有り、アジア各地の芸術品や文化財を展示する博物館。
こんにちは、シンガポールナビです。2015年にリニューアルを済ませたアジア文明博物館について詳しくご紹介します。東南アジアや南アジアに特化した博物館とその周辺の様子についてじっくりご覧ください!
アジア文明博物館とは?
白とクリーム色のコロニアルなこの建物、1800年代後半に建てられ、博物館としてオープンするまでは裁判所や政府官庁として使われていたもの。昔ながらの建物をうまく利用した素敵な外観です。
そして気になる博物館の中は名前の通りアジアの文化・宗教などの歴史がギュッと集まった博物館。アジアと一言で言っても仏教、イスラム教など多様な宗教がありますが、それらがテーマ別に見られるユニークな博物館です。
行き方&周辺の様子
このカベナ橋を渡ればすぐそこ!
博物館の目の前はシンガポール・リバー。そして川の向こうにはフラトンホテルがあります。フラトンホテルから博物館に向かう場合、カベナ橋を渡ってすぐのところにあるので、分かりやすいです。その他周辺にはマーライオン公園や新しくオープンしたばかりのシンガポール・ナショナル・ギャラリーがあり、この周辺は観光スポットがギュッと集まっているところです。
早速、博物館の中へ!
入り口を入ると目の前に受付があります。嬉しいことに入場料は無料ですが、こちらの受付でACMと書かれたシールをもらって中へ。このシールは館内にいる間、服などに見えるところにはっておいてくださいね。
受付に向かって右側にある階段で2階へ。この階段も素敵なんですよ!
受付でこのシールをもらって服などにはっておきます。
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優雅な気分になる階段
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博物館の中は5つのテーマに分かれています。2015年のリニューアルに伴い新しく増えたギャラリーもあり、アジア文化を網羅しています!
1:Southeast Asia 2500年に渡る東南アジアの歴史・文化について。テキスタイルやジュエリーも展示してあり、女性に必見です!
2:Ancient Religions ヒンズー教、仏教、そしてジャイナ教など古代インド宗教について。
3:South Asia and Islamic World 主にパキスタン、バングラデシュ、インドの文化と、イスラムの世界。そしてヒンズー教、仏教、ジャイナ教の美術について。
4:Tang Shipwreck Gallery唐の時代の難波船 1998年に金銀や陶器を大量に積んだ9世紀の難破船を発見されたのにちなんだギャラリー。
5:The Scholar in Chinese Culture Gallery学者や商人、華僑など様々な視点からの中国文化について。
6:Contemporary Project Gallery東南アジアの現代美術について
館内、仏教美術があると思えば、一方でアラビア語の文字がある作品があったりと、アジアと一言で言っても背景は様々。様々な文化・宗教があるんだなあ~と改めて実感できます。
日本語ガイドの時間に狙いを定めて行くのもオススメです。
そして、館内では作品を説明してもらえるガイドのサービスもあるのでより詳しく理解するためにぜひともガイドツアーのある時間にぜひとも参加したいですね!
~~~日本語ガイドの時間~~~<月-金> 10:30から
<毎月第二土曜日>13:30から
館内の施設
ロッカー入り口にある受付の裏にコインロッカーがあります。
大きな荷物を抱えている人はこちらに預けてください。普通の手荷物の大きさのカバンであれば館内に持ち込みできます!
ミュージアム・ショップ入り口を入ってすぐ左手にあるミュージアム・ショップ。こちらではかわいくてしかもシンガポールらしさがある雑貨も。ありがちな美術館のグッズだけじゃない、雑貨好きにはたまらないかもしれません。小さいスペースなのですが、面白いものがギュッと詰まっています。
カフェ (Prive)入り口を入って左手の奥にあるカフェ。博物館の外側、ちょうどシンガポール・リバー沿いからも入れます。大きいケーキがケースに並んでいてどれにしようかと悩んでしまうくらい。アートに触れた後にこちらでゆっくりくつろいでください。週末は家族連れの姿をよく見かけます!
館内での注意点
*写真撮影はフラッシュなしであれば撮影可能です。
*入場料はシンガポール人と永住者は無料ですが、受付で必ずACMと書かれたシールをもらって入場してください。
その他の入場料は大人:8ドル 子供(6歳以下):無料
学生及びシニア(60歳以上):4ドル
他、グループ割引やその他のプロモーションについてはチケット売り場にお問い合わせください。
いかがでしたか?アジア文明に特化したこちらの博物館。歴史を感じることができる建物に、アジアの様々な宗教・文化・美術が詰まったユニークな博物館です。周辺の観光の合間に、ぜひお出かけくださいね。以上、シンガポールナビでした!