華やかなプラナカン様式の建築物が今も多く残る地区。15世紀末からマレーシアやシンガポールにやってきた中国人移民たちは、現地の女性と結婚して、中国の文化とヨーロッパの文化をミックスさせた独自の生活スタイルを築きました。彼らの建築物は一階が店舗、二階が住居になっており、「ショップハウス」と呼ばれて今も親しまれています。その最大の特徴は、明るいパステルカラー。この近辺に残る優しい色のプラナカン建築には、花やつる草模様のレリーフが施され、ひとつひとつが宝石のような美しさです。レースのような軒下飾りなど、細かく観察していると時間が経つのを忘れるほど。ゆっくり散策しながら、繊細なプラナカンの魂に触れてみてください。
基本情報
住所 | Joo Chiat Rd. |
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その他の情報 | ジョー・チアット・ロードの北端から南に15分ほど歩くと交わる、クーン・セン・ロードを左折すると、特に美しいプラナカン建築群が並んでいます。 |
行き方 | MRTパヤ・レバ(Paya Lebar・EW8/CC9・イースト・ウエスト線/サークルライン)駅からタンジョン・カトン・ロードを南下し、1ブロックでぶつかるゲイラン・ロードを左折。3ブロック歩くとジョー・チアット・ロードの北端にぶつかる。徒歩約10分。特に美しいプラナカン建築群が並ぶエリアへは、さらに15分ほど直進。 |
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スポット登録日:2010-07-08
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