2017年から始まった光と水のショー。最新技術が盛り込まれたショーが無料で鑑賞できます!
こんにちは、シンガポールナビです。2017年にリニューアルされた光と水のショー「Spectra/スペクトラ」をご紹介します。今まで開催されていたWonder Fullよりもよりダイナミックに彩とりどりで華やかになっています☆
この15分間と短めですが見どころ盛りだくさんのSpectraについて詳しくお伝えします。
開催時間をチェック
以前の光と水のショーWonder Fullの時から時間が少し変更になりました。前と同じ時間に見に行ったらもうすでに終わっていた…と悲しい結果になってしまうので時間はくれぐれもご注意を。
毎日20:00と21:00の2回開催。週末にあたる金曜日と土曜日はこの2回に加えて22:00もあり3回開催となります。
鑑賞するにはどこがいい?
ショーを見る一番のお勧めはマリーナベイ・サンズにあるイベント・プラザ。ちょうどルイヴィトン島の隣にある階段状の席が湾に面してあります。こちらで座って鑑賞するのが一番キレイ見えますよ!
カメラで撮影をしたい人はあまり湾側、前方の席に座ると水しぶきが飛んでくる可能性があります。ショーの全体像を写真にキレイにおさめるためにも、後方の席がおススメです。
無料かつ、ダイナミックなショーとあってどの回も人気。イベント・プラザでは良い席から埋まっていくので少し早めに席を確保しておくと安心ですよ!
そしてマリーナベイ・サンズの湾に面してショーが行われることもあり、マーライオン公園側からも見られますが、光や水、そして音楽の迫力を満喫するためにも、マリーナベイ・サンズにあるイベント・プラザでの鑑賞がいいですよ~。
Spectraについて豆知識
プリズム。いい仕事しています!
制作に2年もかかったこのショーを見に来て目に付くのが高さ12メートルもあるガラスのプリズム。このプリズムのおかげで色調が綺麗に映し出され、光を綺麗に反射されるのだとか。そしてこの光のもう一つの注目は先端のLEDを使用されているんです!Spectraの光の色は本当に綺麗です。
そして水の技術もこのショーの注目。ミスト効果のある噴水や真上に高く上がる直線の噴水、アーチ型など噴水と一口で言っても種類はいろいろ。そこに多彩な色の光が当たり、綺麗な噴水が見られるんですね!
この光と水のショーの演出に一役買っているのが音楽。シンガポール出身で、現在東南アジアで活躍中のケン・C・ボーン氏が担当しています。サウンドトラックなどで受賞歴を誇るケン氏の音楽にも注目です。
光、水、音楽とそれぞれ最新の技術を使って作り上げられたSpectra。2年も制作にかかったのは納得ですね~。
☆Spectraを鑑賞☆
短い15分のショーですが4部に分かれています。しっとりとした部分、そしてダイナミックな部分と15分とはいえ、本当に盛りだくさんです!
Spectraは多民族・多文化国家のシンガポールの過去と未来を描いているそうで、前半ではこれまでの社会・文化について、後半では未来の活気溢れる未来のシンガポールが見られます。
:::第1幕:::
たった一つのビジョン~プリズムから見える赤い光が青に変わり静かに始まります。
:::第2幕:::
多様性のプリズム~中華系の音楽になり第1幕とはずいぶん雰囲気が変わり、噴水で鳥が映し出されます。これも多彩な色を使って鳥が映し出されているんです。すごい技術ですね~。
:::第3幕:::
万華鏡~2幕から引き続きしっとりとした雰囲気。音楽やアーチ型の噴水がしっとりさを醸し出しています。そして映し出された万華鏡がキレイ!このショーの見どころかもしれませんね~。そしてこの万華鏡に合わせて演奏されているのは坂本龍一氏の音楽です。
:::第4幕:::
目指す未来~しっとりとした演出が第2幕、第3幕で続きましたが、ここからはガラッと変わり噴水のオンパレード。垂直に高く上がる噴水は彩とりどりになり息つく暇もありません。しかも今までのしっとりとした音楽とは180度変わり力強いロック調。
この力強い音楽に合わせて噴水の色が変わり、噴水もラストスパート!
威勢のいい噴水のような未来がシンガポールにはあるのでしょうね~!
静かに始まり、そしてしっとりと、最後は盛大な打ち上げ花火の連発を思わせる噴水のオンパレード。鑑賞が終わったあと、なんとも言えないすがすがしい気分になりました!
いかがでしたか?前回のWonder Fullよりも光も水もそして音楽もぐぐっとグレードアップした感があります。2年をかけて制作されたこの力作を見に、ぜひマリーナベイ・サンズへお出かけくださいね。以上、シンガポールナビでした。