古いものと新しいものがうまく混じり合っている話題のエリア!懐かしい雰囲気の中にオシャレなものが集まっています♪
こんにちは、シンガポールナビです。今回は、2010年頃から注目を集めているティオンバルをご紹介します。高層ビル立ち並ぶ中心街とは全く違った雰囲気の中、新しいお店が次々にオープン。近年ますますパワーアップしているティオンバルについてじっくりとお届けします!
ティオンバルへの行き方
いわゆるわたしたちが目指すカフェやオシャレなお店が点在する「ティオンバル」は駅前というわけではなく、駅から徒歩で10分くらいのところです。最寄駅になるのはTiong BahruとOutram Park。遠すぎないので、駅から歩いてのんびりいける距離です。とはいえ、日差しの強い日中に徒歩で10分はキツイと思う人もいるかもしれませんね~。シンガポールでバスに乗り慣れている人は、バスで行くのもお勧めです。オーチャード方面からバスで10~15分ほどです。バス停からはほんの数分なので、便利です。
*最寄となるバス停は「Tiong Bahru Road Blk 1」「Tiong Bahru Road Blk 18」「Tiong Bahru Road Blk 55」。バス番号はNR5、5、16、33、63、75#、121、123、175、195、851# 、970#
新旧共存のティオンバル
チャイナタウンのやや西に位置するティオンバル。オーチャード周辺の賃貸料よりややお手頃とあってオシャレなお店が移転し始めたのが2010~2011年ころ。現在ではティオンバルと言えばオシャレカフェ&オシャレなお店と言われるほどお店があちこちに出来ています。これらのカフェは世界&アジア展開のカフェとは異なり、オリジナル溢れるカフェ。昔ながらの建物をうまく利用したお店が多いのも特徴です。新しいお店なのにどこか懐かしいような雰囲気さえ感じます。高層ビルが立ち並ぶ中心部から近い距離にありながら、まったく違う雰囲気のティオンバル、のんびりとした空気が流れています。のんびりとした雰囲気が漂っているのは低層ビルが多いのも理由のひとつかもしれませんね~!
オシャレなお店がイロイロ!
昔ながらの建物を利用して、ティオンバルにオシャレカフェが数軒出来、話題になっていたのが2010~2011年ころ。その後も順調にお店は増え続け2014年にはあれよあれよと、オシャレなお店がたくさんできていました!ベーカリー、カフェ、ピザ、ブックストア、雑貨やアクセサリーなどなど。大きなショッピングセンターにあるお店とは違う小粒でありながらピリリと光るお店がたくさんです!今後もオシャレなお店がまだまだ増えそうな勢いですね~。
お店それぞれはオシャレでありつつも、昔ながらの建物をそのまま利用しているところがほとんどなので、オシャレでありながらノスタルジックな感じ。周りの雰囲気ともしっかり溶け込んでいます!
【お店データ】
[Drips Bakery Café] 82 Tiong Poh Road
[Flock Café] 78 Moh Guan Terrace
[PS Café Petit] 78 Guan Chuan Street
[Tiong Bahru Bakery] 56 Eng Hoon Street
[The Orange Thimble] 56 Eng Hoon Street
[Two Face Pizza and Taproom] 56 Eng Hoon Street
[The Dispensary] 69 Tiong Bahru Road
[Plain Vanilla] 1D Yong Siak Street
[Strangelets] 7 Yong Siak Street
[BooksActually] 9 Yong Siak Street
[Open Door Policy] 19 Yong Siak Street
[40 Hands] 78 Yong Siak Street
[Po Tea To] 79 Yong Siak Street
[Nana & Bird] 79 Chay Yan Street (お店の入り口はYong Siak Streetにあります)
古き良き時代のティオンバル
ティオンバルと言えば、「ティオンバル・マーケット!」というB級グルメファンはまだまだ健在。1階部分のウェットマーケットは清潔感があり、シンガポールに住んでいる日本人にも人気なほど。魚、肉から野菜・果物まで新鮮なものがスーパーよりも手頃な価格で揃います。2階にはB級グルメ食べ歩きに人気のホーカーがあり、ぐるっと円を描いたようなつくりになっていて広々としています。行列ができる人気のストールがいくつもあるのでB級グルメ食べ歩きファンの皆さんには、ぜひともチェックして欲しいホーカーです!
*ちなみに、こちらのティオンバル・マーケットの2階部分のホーカーでは食後に自分で食器とトレーを返却することになっています。備付の返却口まで食器を返してくださいね!
低層の建物が並ぶティオンバルには、1970年代から続く歴史あるお粥のお店もあります。ノスタルジックな雰囲気のお店でのんびりとお粥が楽しめます。炭火で炊かれたお粥の種類は豊富です!店内はオープンエアになっていて、店内のレトロな雰囲気がどこか懐かしいとさえ思えるほどです。
この他にも、ティオンバル・マーケットの近くには昔ながらの雰囲気を残すお店がいくつかありますが以前よりこの手のお店が少なくなってきているのは残念~。ずっと新旧共存できる街であってほしいものですね~。
いかがでしたか?中心地から近いにも関わらず、中心地とは全く違う雰囲気を醸し出しているティオンバル。旅行の途中でちょっと足を延ばしてみる価値のある面白いエリアです。ぜひティオンバルに遊びに来てくださいね。以上、シンガポールナビでした!